幽霊子育飴と六道の辻
2006年11月02日
我輩は犬である。名前はクークーである。
今日、クーパパが変なお菓子を買ってきた。
その名も幽霊子育飴。
慶長年間、ある人の妻が亡くなった。
埋葬が済んで数日たったころ、土の中から赤ん坊の泣き声がする。
そこでお墓を掘り起こしたところ
亡くなった妻が赤ん坊を産み落としていた。
そのころ、六道の辻の飴屋には
夜な夜な飴を買いに来る婦人がいたという。
しかし、赤ん坊が掘り出された日からは
ぱったりとその夫人は姿をみせなくなった。
どうやら夫人は、ここで買った飴で
赤ん坊を育てていたようだ。
そこで、いつしかこの飴は幽霊子育飴と呼ばれるようになったというのだ。
販売しているのは六道珍皇寺の近くの
みなとや幽霊子育飴本舗。
ちなみに六道とは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の世界のことで
この地は、あの世とこの世の境界なんだそうだ。
六道珍皇寺には閻魔大王と一緒に
小野篁像が安置されている。
小野篁は、平安時代学者で歌人としても有名だが
なんと昼間は宮廷に仕え、夜は珍皇寺の井戸から地獄に通い
閻魔大王に仕えて、裁きを手伝ったそうだ。
六道の辻はまさに京都の魔界スポット!
我輩は犬なので、やはり畜生である。
ちなみに飴の味については
我輩は食べていないのでノーコメントとさせていただく。
今日、クーパパが変なお菓子を買ってきた。
その名も幽霊子育飴。
慶長年間、ある人の妻が亡くなった。
埋葬が済んで数日たったころ、土の中から赤ん坊の泣き声がする。
そこでお墓を掘り起こしたところ
亡くなった妻が赤ん坊を産み落としていた。
そのころ、六道の辻の飴屋には
夜な夜な飴を買いに来る婦人がいたという。
しかし、赤ん坊が掘り出された日からは
ぱったりとその夫人は姿をみせなくなった。
どうやら夫人は、ここで買った飴で
赤ん坊を育てていたようだ。
そこで、いつしかこの飴は幽霊子育飴と呼ばれるようになったというのだ。
販売しているのは六道珍皇寺の近くの
みなとや幽霊子育飴本舗。
ちなみに六道とは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の世界のことで
この地は、あの世とこの世の境界なんだそうだ。
六道珍皇寺には閻魔大王と一緒に
小野篁像が安置されている。
小野篁は、平安時代学者で歌人としても有名だが
なんと昼間は宮廷に仕え、夜は珍皇寺の井戸から地獄に通い
閻魔大王に仕えて、裁きを手伝ったそうだ。
六道の辻はまさに京都の魔界スポット!
我輩は犬なので、やはり畜生である。
ちなみに飴の味については
我輩は食べていないのでノーコメントとさせていただく。
Posted by QooQoo at 23:59│Comments(0)
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