2008年05月28日

とりあえず京都へ

我輩は犬である。名前はQOOQOOである。

 「広島、神戸でひと仕事して
  とりあえず京都に帰ったよ」

 「じゃあ、今夜は祇園か?」

 「どうやろなあ」


これから関西は大雨になるらしいよ。

ともかく、雨雲と一緒に帰っておいで~や!

  

2008年03月25日

せっかく京都に行ったけど。。。

我輩は犬である。名前はQOOQOOである。

せっかく京都に行ったのに
駅の近くをウロウロしただけで
帰ってきたQOOPAPA。

土産すらありまへんって、どういうこと!

滋賀も。。。スルーですか。

次回こそ、ね。

  

2007年04月09日

義経伝説―京都・西陣の首途八幡宮

我輩は犬である。名前はQOOQOOである。

今日、QOOPAPAは京都に日帰り出張。
東京の桜はもう終わりだが、京都の桜はいまが見頃である。

西陣まで行ったので首途八幡宮(かどではちまんぐう)に立ち寄った。



源九郎義経(牛若丸)は、鞍馬山を抜け出し
金売吉次とこの地で落ち合い、奥州平泉の藤原秀衡のもとへ向かう。

「首途 ( かどで ) 」とは「出発」の意味。

義経が道中安全を祈願して出立したことから
「首途八幡宮」と呼ばれるようになったらしい。

源義経といえば「判官びいき」という言葉もあるように
いわずと知れた悲劇のヒーローである。

それに比べて鎌倉殿こと源頼朝は世間的にはヒール役だ。

もっとも司馬遼太郎さんの描く義経では
戦はうまいが世間知らずのボンボンで、後の冷遇も自業自得という感じがする。

ともかく頼朝の怒りに触れた義経は平家を滅ぼして鎌倉に凱旋するも
我輩の散歩コースである腰越の地で足止めを食らう。

弁明の言葉を綴った「腰越状」は世に有名だが
このときの義経の悲嘆・落胆振りはいかばかりか?

少なくとも首途八幡宮を出発した牛若丸は
まさかそんな未来が待っているとは思ってもいなかっただろう。

  
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2007年02月23日

金福寺―村山たか女のこと

我輩は犬である。名前はQOOQOOである。

 さっきから、堤の上を往ったり来たりして居る
 浪人風の男があった。

 ・・・堤の東は、袋町の花街である。・・・

 ・・・堤のすぐ下に、軒を並べた娼家の窓から
 たか女は、川の水嵩を見ようとして顔を出した時
 堤の上の、その男の姿に目を惹かれた。


舟橋聖一さんの小説『花の生涯』の冒頭のシーン。
長野主膳村山たか女が彦根城下で出会う場面だ。

昨日は幾松さんだったので、今日は村山たか女。



村山たか女はご存知のとおり
井伊直弼、長野主膳の指示のもと
安政の大獄では密偵として活躍した女性だ。

しかし桜田門外の変で井伊直弼が暗殺されると
尊皇攘夷派の恨みをかい、天誅組に捕まり
京都三条河原で三日三晩の生き晒しにされてしまう。

(ちなみに長野主膳は彦根藩内で粛清される)

その後、たか女は救出されて金福寺で尼となり
井伊直弼、長野主膳を弔って、明治の世まで行き続けたという。

金福寺には村山たか女の位牌と
井伊直弼からもらった和歌などの遺品が展示されている。



埋木舎時代の井伊直弼の恋人であり
後に長野主膳の愛人となった村山たか女。

もとは彦根城下の三味線の師匠で
和歌や漢籍にも通じた才女であったという。

安政の大獄での命懸けの働きは、長野主膳への思いというより
むしろ国難に決然として立ち向かう
井伊直弼への献身であったように思う。

うぶな我輩にはわからぬことではあるが・・・・・・。

ともかく幾松さんもそうだったけど
村山たか女の恋もまた、命懸けだったんだのう!

ちなみに、村山たか女のお墓は金福寺近くの圓光寺にある。

井伊直弼は世田谷の豪徳寺
長野主膳は彦根の天寧寺に眠っている。 合掌

  

2007年02月22日

幾松-桂小五郎寓居跡

我輩は犬である。名前はQOOQOOである。

木屋町通御池上るに料理旅館の幾松がある。



我輩のようなワンコには一切ご縁のないところではあるが
QOOPAPAは仕事で何度か行ったことがあるらしい。

この地は幕末当時、長州藩の控屋敷だった。

幾松(後の松子夫人)は三本木の芸者。

その幾松と桂小五郎が住んでいたのが
この場所である。

池田屋騒動、蛤御門の変で長州藩が敗れると
京都に潜伏して活動を続ける桂小五郎をかくまい
幾松は密かに食料を運んだ。



さて料理旅館の幾松では、宿泊や食事をすると
屋敷に設けられたのつり天井や抜け穴とかを見せてくれ
いろいろと幾松、桂にまつわる逸話を紹介してくれる。

以下は、そのときにお店の人が教えてくれたお話。


 ある日、幾松は桂小五郎を探索中の新選組を見かける。

 そこで幾松は屋敷に戻り、部屋の中の長持に桂を隠す。

 屋敷に踏み込む近藤勇率いる新撰組。
 「御用改めである!」

 長持の前で三味線を弾いている幾松。
 
 部屋に入ってきた近藤。
 長持を怪しみ、蓋に手をかけた刹那
 幾松は、三味線のバチで近藤の手を払いのける。

  「近藤はん、お待ちください。お役目とはいえ
  屋敷をこれほどまでに改めて、私に恥をかかせたうえ
  もし、この長持の中にどなたもいないとなれば
  近藤はん、責任をとってくれはりますか?」

  「この場で切腹してくれはりますか。
  その覚悟がおありどしたら、どうぞ改めておくれやす」


幾松の度胸と覚悟に胸を打たれた近藤は
失礼を詫び、そのまま立ち去ったという。


凛とした女性、格好いいのう!

ちなみに、幾松の対面には大村益次郎
佐久間象山殉難の地碑もある。